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毎日の英語学習【第10回】
エブリデイングリッシュへようこそ!
こんにちは,英語学習者のYOSです.毎日1英語を目標に一緒に勉強していきましょう.
英単語の勉強も進めていきますが,英語にも日本語と同じくらい多くの慣用句表現があるので,イディオム表現にまずは注力していこうと思います.
直訳してしまうと,話が食い違ってしまうことにつながってしまいます.
イディオム表現は知っているか知らないかそれだけなので,コツコツと覚えていきましょう.
第10回目の英語イディオム表現は『to think outside the box』です!
最初に『to think outside the box』と聞くと,段ボールなどの箱の外で何かを考えている人を想像をする方が多いのではないでしょうか?
このフレーズはそのような想像から連想できるけれども,より実用的な意味を持つイディオム表現として英語圏で幅広く活用されています.
では,日常会話での『to think outside the box』の意味や使い方を勉強していきましょう.
日本語では,今までの枠組み・固定概念から脱した異なる視点から真新しい発想・イノベーションを求められている場面で活用されます.
正確なニュアンスが把握できる英英辞典では,このような意味表記でした.
従来や予想できる考えの代わりに,新しいアイデアを用いて想像力豊かに考えるという意味になります.
to think imaginatively using new ideas instead of traditional or expected ideas
日常生活でもビジネスでも,前例のないクリエイティブな発想を生み出すために,頭を柔らかくして考える必要がある場面などで使用されます.
こちらの由来は,1970~1980年代のパズルや問題解決のトレーニングにあると考えられています.
ある特定のパズルで,9つの点を4本の直線で結ぶ問題があり,これを解くためには枠外(boxの外)に線を引く必要がありました.ここでは,通常の枠や限界を超えて考えることを要求され,そのような考え方を『outside the box』と表現するようになったという経緯があるそうです.
つまり,今までの概念を元に考えても解けない難しい問題などに直面したときのような,異なる視点・斬新な思い付きを手掛かりに物事を考える必要があるシーンで用いられています.
このイディオム表現はかなり結び付けて考えやすい部類だと思うので,比較的覚えやすいのではないかと思います.
続いて,使い方をより深く理解するために,例文を見ていきましょう.
プライベートシーンでは,下記の相手の予想を超えたい・サプライズ感を与えたいような場面で使用されたりします.
I'm really stuck on what to get for Alex's birthday. He has everything!
(アレックスの誕生日に何をあげたらいいか悩んでるんだ.彼は何でも持ってるんだよね!)
Why not think outside the box? Maybe plan a unique experience like a hot air balloon ride instead of a physical gift.
(発想を転換してみたら? 物ではなくて,熱気球に乗る体験とか,ユニークな経験を計画してみたらどう?)
このような相手に喜んでもらえるように,より幅広い視点から物事を考えたいときにぴったりのイディオム表現です.
ビジネスシーンでは,何かに行き詰ってしまっている場面で使用することが多いように思います.
Our current marketing strategy isn't yielding the results we expected. We need something fresh.
(現在のマーケティング戦略では期待した結果が得られていないんだ.何か新しいものが必要だね.)
I agree. Let's brainstorm and think outside the box. Maybe we can leverage social media influencers in a new way.
(同感だね.ブレインストーミングをして,既成概念にとらわれずに考えてみよう.例えば,ソーシャルメディアのインフルエンサーを新しい方法で活用できるかも.)
このように,チームで議論して,今までにない新しいアイデアやコンセプトを考え出したい場面などで多く使用されます.今までの既存のやり方で行き詰っているときには,このイディオム表現で方向転換を測ってみてください.
これらの例文でより解像度の高いイメージが掴み取れていれば幸いです.
『Google Books Ngram Viewer』では,この英語表現の使用頻度を時間軸で確認することができます.
この表現は1980年代辺りから普及し始め,2000年代に入ってから一気に普及し始めたことが分かると思います.そんな現在では,非常に多くの場面で使用されているイディオム表現です.
最後に類義語を見ておきましょう.このイディオム表現を忘れてしまってもリフレーズできるようになります.
"think creatively"や"think differently"はイメージしやすいのではないでしょうか?クリエイティブに考える,異なるものを考えるという言い回しは難しい単語を使用しているわけでもないので,言い換えが容易だと思うので,ぜひ頭の隅に置いておきましょう.
毎日更新していきたいと思います.
少しでもこれから皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです.一緒に頑張りましょう~!
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引き続き『よすたび』を宜しくお願い致します😌
最後まで読んでいただきありがとうございました~♪
このブログについて
英語学習者のYOSです.
毎日の勉強ついでに,新たな単語・熟語を毎日1つずつアップしていきます.一緒に頑張っていけたらいいなと思い,ページを作ってみました.