ハンガリー・ブダペストで『フォアグラ』！予約必須の超有名レストランはココ！

なぜハンガリーで安く食べられるのかというと、フォアグラはハンガリーの名物料理の1つで、フォアグラの生産国でもあるため、比較的安価に提供されています。

多くの観光客がこの高級食材を手頃な価格で楽しむことができます。以前のブダペストでは、レストランでフォアグラ料理を2500円前後で楽しむことができるところもありました。

ただし、近年はインフレの影響もあり、以前ほど安くはなくなってきているようです。それでも日本や他のヨーロッパ諸国と比べると、依然としてリーズナブルな価格でフォアグラを楽しむことができます。

最も経済的な方法としては、ブダペスト中央市場で生のフォアグラを購入し、自炊することです。あまり調理したことの無い食材だと思いますが、自分で高級食材を調理する経験も面白い旅行話になるかと思います。

今回は有名レストランを紹介しますが、フォアグラは非常に濃厚で、大量に食べると胃もたれする可能性があるので、食べ過ぎには注意が必要です。

友人や夫婦での旅行の場合は、シェアできるので幸せを分け合えるのも最高ですね！

筆者も各国のインターネットで情報等を調べて知ったのですが、ブダペストにフォアグラの有名レストランがあります。

海外の評価サイト『トリップアドバイザー(Trip Adviser)』でも、5000件以上のクチコミ・レビューがある中で5.0/5.0の満点評価を獲得しています。

その評価ページがこちらです。

ご覧の通り、非常に評判の高いお店のため、予約必須となります。その点は注意してください。

そんな予約必須の人気レストランは『コムシェソワ(Comme Chez Soi)』というブダペストの中心街に構えるお店です。

人気料理

各国出身の来訪客のレビューからすると、こちらで人気のおすすめ料理はこちらです。

どちらも量がボリューミーでおいしいと評判です。これは、写真を見れば一目瞭然だと思います。

予約方法

こちらは予約必須店のため、予約方法を載せておきます。公式サイトはこちらになります。

ここに記載のあるメールアドレスに連絡してやり取りをすることで予約できます。

筆者は訪れる1週間前に連絡してみました。来店予定1週間前の時点で、16:00か22:00しか空いてないと言われました。

正しく人気店ですね。そのため16:00に予約しました。メールのやり取りは非常に早く、その日に2通ほどやって完了しました。

メールのやり取りはこちらに載せておきます。

英語にあまり慣れていなくても、下記情報を含めておけばかなりスムーズに予約をすることができます。

参考にしていただければと思います。

メールの返信が来ないという場合は、『Comme Chez Soi(commechezsoi@gmail.hu)』というメールアドレスからのメールが迷惑メールボックスに入っていないか確認すると良いと思います。

予約に関しての注意点

メールでのやり取りで、当日のお店の決まり事として注意点が記されていたので、まとめておきます。

万が一、10分以上遅れる場合のみ、お店に連絡をするのを忘れないようにしましょう。

当日は予約した16:00の5分前にお店に到着しました。

予約時間と名前を伝えるとすぐに席に案内してくれました。

メニュー

席に着くとすぐに、店員さんに出身を聞かれたので、日本出身ですと返答しました。

そしたらまさかのメニューは、日本語版がありました！久しぶりに見た日本語。美しかったです(笑)

他の客にも出身国を聞いていて、各国の国用のメニューがありました。素敵なサービスですね。

様々な国出身の方が訪れていました。アメリカ・ドイツ・イタリア・韓国・中国などは聞き取れました。トリップアドバイザーで高評価を得ているので、多くの国の方が訪れているのだと思います。

2024年現在のメニューはこんな感じでした。

ほとんどの方がおすすめ料理に挙げた、シーフードパスタとフォアグラを注文していました。中にはピザを注文している人もいました。(一応イタリアンレストラン)

筆者は、フォアグラとアペロールを注文しました。

なお、アペロールはメニュー表に載っていませんでしたが、聞いたらあると言われたのでお願いしました。

イタリアやオーストリア、スロバキア、ハンガリーあたりでは、アペロールが有名なご当地ドリンクなので、ぜひ試してみてください。

アペロールは、イタリアでは食前酒（アペリティフ）として親しまれており、その習慣から名前が付けられたと考えられてて、最も人気のある飲み方は『アペロールスプリッツ』で、プロセッコ(スパークリングワイン)とソーダを加えたカクテルです。

ハーブや柑橘類を使用したさっぱりとした口当たりで、ほんのりとした甘みがあります。お酒感は全くないので、お酒が苦手な方にもおすすめです。

注文後はすぐに注文していない料理が出てきました。

海外であまりこういうサービスはなかったので、驚きました。

ありがたく、フォアグラの調理時間に食べてねと解釈しました。ちゃんとブレッドも温められていたので、気が利いているなと感じました。(不満はないですが、温まってない店も多いので、より良いイメージを感じました。)

ちょうど前菜を食べ終わった頃に、メインディッシュの『フォアグラ』が登場しました。

りんごと一緒に調理したたっぷりのフォアグラと、マッシュポテトが別皿で配膳されました。

まずこの量すごいですよね。このサイズのファアグラが2つも盛られているのは、日本では中々お目にかかれないと思います。

ちゃんと濃厚で美味しかったです。特にりんごと一緒に食べるとりんごの甘さとフォアグラのとろける脂が絡まって最高な味わいでした。

マッシュポテトも、甘さ濃厚さがある一品の気休めになるように、塩味が少し強くなっていて、バランスが最高だと思いました。

ちょうど食べ終わって、お会計しようかなと思っていたら、デザートね！と、『レモンソルベ』のさらなるサービスがありました。

レモンソルベは甘みと酸味があって、フォアグラの食後にリフレッシュするには最高のデザートです。もはや、しっかりとツボを押さたコースになってました。

さらに、これで終わりではなく、ハンガリーで有名なデザートワインも出してくれました。

ビールばかり飲んでおり、初めてハンガリーでワインを飲んだのですが、このワインが非常に美味しかったです。(ハンガリーがワインで有名なことは会社の同僚に聞いていた。)

大した調べもなく来ていたので、有名な料理・飲み物はほとんど知らなかったです。

美味しかったので、店員にデザートワインについて質問したら親切に教えてくれました。

トカイ・アスー(Tokaji Aszu)をウェブ検索すると、ハンガリーのトカイ地方で作られる有名な高級デザートワインでした。

いや～最後まで美味しく頂いちゃいました。これで全ての料理を食べ終えました。

海外で接客から味まですべてに大満足したのは久しぶりな気がします。いつもこのサービスがあるのか分かりませんが、他の客にもあったので、時々やっているのではないかなと思います。

お会計はクレジットカード可能でした。

正直日本の飲食店にも勝るほどのサービスの質と料理の味の質があって、本当にこのレストランに来れて良かったなと思いました。また絶対に来たいと心から思えたお店でした。

滞在時間は合計1時間でした。食事中には、多くのお客様が来店してましたが、予約無しの方には帰ってもらってました。

早く食べ終わった客のテーブルが空いていて、次の予約が〜時からだから、それまでなら大丈夫だよという形で、運良く入れている方はいました。

予約は必須だと思うので、こちらの方法に沿って事前予約をしていきましょう。予約をした上でぜひ行ってみてください！

⇒ 予約方法について確認する

トカイ・アスーワイン

どうしても妻にも味わってほしいなと思って、食事を終えたあとにそのままスーパーマーケットに行って、トカイ・アスーのデザートワインをお土産に買っちゃいました。

近くのドイツ系大手スーパーのLidlに置いてありました。

酒好きなので、色々と多くの酒を飲んでますが、かなり気に入りました。ぜひ皆さんにも、トカイ・アスーというワインの存在を知って頂ければと思います。

補足ですが、プットニョス(Puttonyos)という単位で甘さを表し、3〜6プットニョスまであります。数字が大きいほど甘くなります。日本帰国後に飲むのが楽しみです！