ザグレブバスターミナル！ロッカーなどの設備は？体験談

ザグレブはクロアチアの首都で、同国最大の都市です。昨今では円安で物価の安い東欧諸国へ旅行する方も増えてきていると感じています。

特にハンガリーのブタペストやクロアチアのザグレブ・ドゥブロブニクの注目度は増してきていると思います。

ハンガリーでは、フォアグラが安く食べられる知られています。その中でも超絶人気店『コムシェソワ』へ行ってきたのでこちらに書いておきました。

ドゥブロブニクに関しては、有名なジブリの映画『魔女の宅急便』のモデルとなった街ともいわれ、綺麗な海沿いの景観が非常に美しいです。ただし、アクセスが非常に悪いため、首都ザグレブとセットで観光される方が多い印象です。

そんな多くの有名どころへのアクセスが容易な立地にあるザグレブも、中世の街並みが残る旧市街や、聖マルコ教会などの観光名所が多く、豊かな文化と芸術の雰囲気が漂っています。

ザグレブの市街地中心部は、こちらのイェラチッチ広場周辺です。

この広場へのアクセスは徒歩かバスでも可能ですが、目の前にトラムの駅もあるので、トラムが主流です。

実際私も、ウィーンから高速バスを利用してザグレブバスターミナルに到着後、トラムを利用しました。イェラチッチ広場とバスターミナルは6番のトラムを利用すると、約10分で4駅目で到着します。

バスターミナル側も目の前にトラム乗り場があるので、トラム利用が便利です。トラムチケットはキオスクで購入可能で、事前購入が割安です。

なお、このバスターミナルと市街地中心部までは徒歩で約30分程の位置にあります。スーツケースなどなければ観光がてら歩くのも良いかもしれませんね。

今回は筆者が利用したザグレブバスターミナル内の施設などを、実体験ベースで写真を使って振り返っていこうと思います。

まず初めにザグレブバスターミナルの基本情報を載せておきます。

基本情報

バスターミナルの位置はこちらになります。

営業時間は24時間です。後程記載していますが、深夜も営業しているお店もあります。

近隣主要都市からの高速バスに加え、空港行きのシャトルバスも発着しており、旅行者にとって便利な場所です。

軽く基本情報に触れたところで、筆者の体験談ベースで写真も載せながら現地の様子を発信していこうと思います。

朝の6:30頃にザグレブバスターミナルに到着しました。

バスターミナルはこんな感じで、地上フロアがバスの乗り降り場所になっています。

ATM

バスターミナル内や、バスターミナルに接している大通り沿いにもATMはありました。

カフェ

乗り降り場所の横には、カフェがあり、朝6:30の時点ですでに営業していました。

また大通り沿いにあるベーカリー『Dubravica』は24時間営業となっていました。早朝や深夜に到着する際であっても営業中のお店があるのは安心材料かと思います。

その大通り沿いにメインのバスターミナルの入口があり、2階へ上がることができます。

外にむき出しのバスターミナルではなく、建物内で待機できるのは治安面では少し安心ですね。

チケット売り場

入ると待機室やチケット売り場があります。こちらがチケット売り場になっています。

オンライン予約サイト

バスチケットをオンラインでも予約できます。公式サイトはこちらです。

または、バス会社のサイトから予約することも可能です。個人的には、フリックスバスがおすすめです。

クロアチア含めたヨーロッパの多くの路線をカバーしている格安高速バス『フリックスバス』の利用方法についてこちらの記事で詳しく解説しています。

待機場所

待機エリアはこんな感じです。結構広々しており、横に寝れる椅子だったので、寝ている方も散見されました。

今回は利用しなかったですが、横になれる椅子は地味にうれしいポイントですね。

売店

日本の駅内にあるような小さな売店もありました。小腹がすいたときに買えるスナックはたくさん陳列されていました。

トイレ

トイレはありますが、欧州では一般的な入場時にお金を支払うシステムでした。ゲート横に両替機が設置してありました。

ザグレブはユーロの使用が可能で、0.40ユーロで使用できました。

ただし、お世辞にも中はきれいではなかったです。ないよりはありがたいですが…もし、ベーカリーや店でサンドイッチなどを購入する場合は、店舗のトイレを利用するのが衛生的には良いと思います。

ロッカー・荷物預り所

残念ながら、バスターミナル内で荷物ロッカーを見つけることはできませんでした。

その代わり荷物預り所がありました。2階の待機場所に、荷物のマークがあります。

この荷物マーク『GARDEROBA』の矢印に沿って歩を進めてください。この右側に見えている扉には階段があり、1階にある荷物預り所に通じています。

結構狭い階段を降りると、荷物預り所があります。

注意書きはこんな記載がありました。営業時間は6:00～22:00です。

荷物預け料金

上記の注意書きに書いてあった荷物預け入れ料金をまとめておきます。

重さは制限があり、1個につき40kg以下のみ預けることが可能です。個数制限については特に記載がありませんでした。

預ける荷物の重さに限らず、荷物1つに対して1時間あたりで加算される料金制度となっています。

最大料金も設定されており、5ユーロとなっています。なので8時間以降預けた場合は、5ユーロで変わりません。

40kg以上の荷物やTVなどの取り扱いに注意が必要な電子機器類などは、1時間当たり1.33ユーロの追料金が発生します。

スーツケースやバッグパックをそのまま預ける分には問題ないです。

なお、支払い方法としてクレジットカードも対応していました。

パスポートを提示したら、右側の『STAVI PRTLJAGU』に荷物を置いてください。

預け終わったら、このような引換券が渡されるので、受取時まで大切に保管しておきましょう。

引換券を提示したら、何の問題もなく荷物を受け取ることができました。

筆者は6:30に預けて19:00に受取ったのですが、なぜか料金はいらないよと言われたので、無料でした。理由は分からないのですが、そういうこともあるのですかね？通常は表示の料金がかかると思っていれば良いと思います。

以上がザグレブバスターミナルの様子でした。補足として、ザグレブを拠点として観光したおすすめ観光スポットを載せておくので参考にしてみて下さい。

まず初めに、ザグレブ発着の隣国スロベニアのリュブリャナやブレッド湖への1日ツアーにTrip Advisorから申し込んで参加したりしました。

特に『ブレッド湖』はみんなにおすすめしたい場所の1つです！綺麗な湖から見る『聖マリア教会』は絶景でした。もし時間に余裕がある方は検討してほしいなと思います。

またザグレブからほど近いところにある世界遺産の国立公園も非常にきれいだったのでおすすめです。バスターミナル近くからレンタカーを利用して向かいました。

ザグレブからプリトヴィツェ国立公園へ行ってきた体験談をまとめました。クロアチアの高速道路の速度制限・乗り方・料金などの利用方法、公園内観光や役立つロッカー・コース・入場券について参考になるかと思います！

どれも自然豊かで最大限にリフレッシュできました。